大商大が連盟初V5達成 真鍋ら強打で頂点「結果残せなかったけど…」注目の渡部は全国で本領発揮へ
大学野球の関西六大学連盟は13日、大商大が連盟最長記録となる5季連続26度目(旧リーグ含む)の優勝を決めた。 2位の大経大が京産大との第6節で勝ち点を落としたため、19日からの大経大との最終節を残し、試合のなかった日に優勝が決まった。 今秋ドラフト上位候補に挙がる渡部聖弥(4年)や広陵出身の真鍋慧(1年)らがそろう強打を武器に、無傷の8戦8勝を誇った。 注目の渡部は、今春打率・212と苦しんだ。それでも4月27日の京産大戦で1号満塁本塁打を放つなど意地を見せ、「思うような結果は出せなかったけど、優勝できてよかったです」と安どした。 全日本大学野球選手権(6月10日開幕、神宮ほか)には7大会連続14度目の出場。昨年は花園大との2回戦で本塁打を放った渡部は、「個人としてもチームとしても課題をしっかりと埋めて挑みたいです」と意気込んだ。 同大学は、6月10日に千葉県大学連盟代表の中央学院大と東京ドームで対戦する。