大谷翔平選手、秋の田園でホームラン 岡山県勝央町住民手作り 等身大のかかし登場
岡山県勝央町豊久田の八幡神社周辺に、地元住民手作りのかかしが登場した。米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手をモデルにした力作も姿を現し、秋の田園をにぎわせている。15日ごろまで。 14組・個人が寄せた新作を中心に計約50体が並ぶ。大谷選手のかかしは地区の住民グループ・早婦常会が制作し、ほぼ等身大の高さ1・9メートル。バットを振り抜きホームランを放った瞬間を再現し、胸に「Dodgers」、背面に「OHTANI 17」とあしらったユニホームも手作りした。 携わった会社員男性(43)=同所=は「地域からもスーパースターが出てほしいとの期待を込めた。関節が自然に見えるよう丁寧に作ったので注目してほしい」と話す。 かかし作りは住民の親睦を狙いに2012年から実施。新1万円札の肖像に選ばれた実業家の渋沢栄一や、町のキャラクター「きんとくん」のかかしもお目見えしている。