ドジャースがWBC韓国代表内野手エドマン&164キロ右腕コペック獲得 カージナルス、ホワイトソックスと三角トレードか
◆ ドジャースがエドマン、コペックをトレード獲得 現地時間29日、ロサンゼルス・ドジャースがセントルイス・カージナルス、シカゴ・ホワイトソックスとの三角トレードを成立させたと米複数メディアが報道。カージナルスからトミー・エドマン内野手(29)、ホワイトソックスからマイケル・コペック投手(28)を獲得した。 エドマンは2016年のドラフト指名から8年間カージナルスに所属し、2021年から3年連続で「10本塁打&25盗塁以上」をマークしている俊足巧打の内野手。2021年にはナショナル・リーグ二塁手部門でゴールドグラブ賞を獲得。キャリア通して遊撃手、三塁手に加え、外野3ポジションでの出場経験がある。 韓国出身の母を持つエドマンは2023年のWBCには韓国代表として出場。同年のMLBでは137試合に出場して打率.248、13本塁打、27盗塁、OPS.708という成績だった。5年目の今季は右手首の手術により開幕に出遅れ、MLBでは未だ出場無し。現地時間7月9日から2Aスプリングフィールドで復帰し、これまで8試合のリハビリ出場を終えている。 コペックは2014年のドラフトでレッドソックスから1巡目指名を受けて入団し、2018年にホワイトソックスでMLBデビュー。先発、リリーフどちらも経験し、通算146登板で17勝33敗、防御率4.38という成績。今季は開幕からリリーフとして43試合に登板して2勝8敗、1ホールド9セーブ、防御率4.74、43回2/3を投げて59奪三振をマークしている。 ナショナル・リーグ西地区首位に立つドジャースは正遊撃手のムーキー・ベッツ、遊撃2番手のミゲル・ロハスが揃って負傷者リストに入るなど内野手が手薄な状況となっていた。また、投手陣ではナ・リーグワースト3位の救援失敗19回を記録。3年連続地区優勝、4年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて内野手とリリーフの補強に動いた。 ドジャースはエドマン、コペックともにFAとなる2025年シーズン終了時まで保有することが可能。今回のトレードによりカージナルスはエリック・フェディ投手、トミー・ファム外野手をホワイトソックスから獲得。ホワイトソックスはミゲル・バルガス外野手と複数の有望株選手をドジャースから獲得した。
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