アン王女が入院 自宅敷地内の「事故」で脳震盪を起こす
チャールズ国王の妹、アン王女が入院したことが明らかになった。英国王室が声明を発表した。 【写真】チャールズ国王とアン王女の、心温まるロイヤル兄妹ショット
現地時間6月24日(月)、英国王室は「アン王女はガットコム・パークの敷地内での事故で軽傷を負い、脳震盪を起こした。予防措置としてブリストルのサウスミード病院に入院し、経過を観察している。速やかに回復すると思われる」とコメントした。チャールズ国王には王女の容態について「緊密に連絡がとられている」と説明、「ロイヤルファミリー一家と共に王女の1日も早い回復を願い、心からの愛とお見舞いの気持ちを送る」としている。
新聞「デイリーメール」などの報道によると、王女は自宅のあるガットコム・パークの敷地内を散歩中、頭部に軽傷を負った。現場に急行した救急隊に手当てを受け、病院に搬送された。救急ヘリも出動したが、ヘリコプターを使わなくてはならないほど深刻な事態ではなかったという。事故が起きたとき夫のサー・ティモシー・ローレンス、(写真左)、長女のザラ・ティンダル(写真下)と長男のピーター・フィリップスも敷地内にいた。病院にはサー・ローレンスが同行、王女に付き添っているという。
ケガの原因は明らかにされていない。しかし同紙は馬の脚、もしくは頭が王女に当たってケガをしたのではないかと見ている。英国王室のスポークスパーソンは「順調に回復し、快適に過ごしている。今週後半に自宅に戻れる予定」と話しているが、これから1週間、9件の公務をキャンセルすることになることがわかっている。同紙によると王女は今週末、カナダを訪問する予定だったが延期される。また現地時間6月25日(火)に行われる日本の天皇皇后両陛下を招いてのバッキンガム宮殿での晩餐会も欠席すると報じられている。
英国王室のワーキングロイヤルの中でもチャールズ国王と並んで最も多忙なロイヤルといわれるアン王女。晩餐会の欠席は残念だが、1日も早く元気になることを祈りたい。