農村風景とスイーツ、どうぞ 南陽・金山地区、きょう23日カフェオープン
農村風景が広がる南陽市金山地区に23日、カフェ「くまきち農園」がオープンする。売りは地元食材にこだわった創作スイーツと店内から望むのどかな景観。店主は「南陽の良さを多くの人に伝えたい」と張り切っている。 カフェは同地区を走る主要地方道山形南陽線沿いの田園地帯に立つ。地区住民43人が出資し設立した「かねやま村」社長の浅野剛さん(44)=京都市出身=と、南陽市地域おこし協力隊の遠藤友紀さん(37)=米沢市出身=が切り盛りする。浅野さんは2021年から協力隊を務め、先月末に任期を終えた。 南陽の果樹などを使った商品の開発に取り組む遠藤さんが主に調理を担い、あんこを使ったスイーツや中に餅が入ったチーズケーキを出すという。遠藤さんは「旬を意識した商品を提供していきたい」と話す。豊富な種類の紅茶に加え、昼食メニューとしてパスタ料理も用意する。浅野さんは「地元のおいしい食材を味わいながら自然豊かな南陽の風景を楽しんでほしい」と話す。当面の営業は午前11時から午後5時。問い合わせはくまきち農園090(7177)7246。