超ときめき♡宣伝部・辻野かなみ「私のことをもっと知ってもらいたい」1st写真集のこだわりを語る
辻野かなみ(超ときめき♡宣伝部)の1st写真集「Kanami Tsujino」が本日12月25日に発売された。これに合わせ、辻野が音楽ナタリーの取材に応じた。 【写真集掲載カットも】超ときめき♡宣伝部・辻野かなみの写真計32枚 ■ 「Kanami Tsujino」に込められた多くのこだわり 「Kanami Tsujino」には普段のアイドルとしての姿とは異なる大人びた表情から、キュートで無邪気な表情まで辻野の多彩な魅力が詰め込まれている。「前から写真集を出したいと本気で思っていました」と話す辻野は、「とき宣をたくさんの方に知っていただく機会は今年すごく増えたと感じているんですけど、これからは辻野かなみのことももっと知ってもらいたいという思いも込めて、このタイトルにしました」とシンプルかつストレートなタイトルに込めた思いをアピール。内容については「私と一緒に夏を楽しんでいる気分になってもらえると思います。私のメンバーカラーがブルーですし、青い空や青い海が好きだから、その要素を写真に収めたいと思って。プールでも撮影しましたし、ところどころに“ブルー”をちりばめました」と嬉々として説明した。 このほか、辻野は「とき宣に女性ファンの方が多いこともあり、おしゃれに撮りたいというのが私の中に1つのコンセプトとしてあって。ファッション誌を読んでいる感覚で楽しめる1冊になるようにがんばりました」と「Kanami Tsujino」へのこだわりを語る。撮影にあたってさまざまな写真集やファッション誌に目を通したという彼女は、「写真のセレクトや構成について、スタッフさんたちと一緒に考えながら、自分の意見を出させていただきました」「衣装も私のイメージする衣装をいっぱい持ってきていただいて、そこからセレクトしていきました」とプロデュースの部分を自ら担ったことを明かした。 続いて辻野は「その中でも浴衣のカットは、想像以上に大人っぽくきれいに仕上がったと思います。これまではアイドルとしてかわいい浴衣を着たことはあったんですけど、ここまで大人っぽい浴衣は着たことがなかったので、いつもとはまったく違う自分になれた感じがします」と手応えを口に。「構成を考えるのも写真をセレクトするのも全部が楽しくて、ずっと頭の中に写真集のことがありました。どうしたらみんなに楽しんでもらえるかな、どうしたら自分が思い描くかわいい写真集になるかなと考えて。たくさんの写真の中から掲載するカットを厳選するのが一番大変でした」と写真集の制作を振り返った。 撮影が行われた場所は静岡県の熱海。辻野は1泊2日のロケを回想しつつ、「スタッフさんが全員女性だったんです。メイクさんやスタイリストさんもドライバーさんも。女子旅みたいな感じで、夏の思い出が1個増えました。あと、2日目に初島に行ったときに、そこにいた同い年ぐらいの方々にとき宣のメンバーだと気付いてもらえて(笑)、ここにも私たちのことを知っている方がいるんだと思ってうれしくなりました」と満面の笑みを浮かべた。 ■ 写真集に対するメンバーのリアクションは お気に入りの掲載カットを聞くと、辻野はプールで撮影された写真を挙げ「初めて水着での撮影に挑戦したんですけど、すごくおしゃれに撮っていただいて。赤リップとかも使って、自分が思ってた以上にお気に入りのページになりました。このためにジムに行ってちょっと鍛えたりしましたし、アイドルとして活動している中で体型維持をがんばってきたので、足とかお腹に注目してもらえるカットにもなったと思います」と自信を表情ににじませた。 さらに、体を反らせてベッドから滑り落ちている様子を捉えたカットもお気に入りの1枚とのことで、「普通に楽しんで笑いながら撮ったカットで、私っぽさが出ていたり、あまりない構図で面白いなと思います。ファンの方は私が昔から持っている子供っぽい部分も好きだと思うので、そういう素が出ているカットも欲しいなと考えていました。泡風呂のシーンも、普通だったら大人っぽい感じになりがちだと思うんですけど、顔に泡が付いちゃってるお茶目なところも撮っていただきました」と柔らかい笑顔で語った。 辻野自身の思いをたっぷりと込め、丁寧に制作されたことがうかがえる「Kanami Tsujino」だが、とき宣のメンバーは写真集の制作が進んでいたことを知らなかったという。そのことについて辻野は「メンバーにはずっと言ってなかったんですよ。写真集を出すという話も、撮影をしたってことも全部隠していて」と言及し、「写真集の公式Instagramが開設されて、匂わせの投稿みたいなのが始まったときに『これ何……? もしかして写真集出すの?』と言われました(笑)。そして『絶対買う! 楽しみ!』と喜んでくれました」とメンバーのリアクションをうれしそうに語った。 ■ 芸能活動13年間の中での変化 中学1年生のときからスターダストプロモーションに所属している辻野は現在25歳で、芸能活動13年目。この13年間での変化を尋ねると、彼女は「顔つきも含めて、根本的なところは変わっていなくて。同じ幼稚園だった子に再会したときも『何も変わらないね』と言われたくらい、顔の変化が昔からないタイプでした。だからファンの方たちからすると、大人っぽいという印象があまりないみたいで(笑)。私としては『なんでだろう?』という気持ちもあるんですけど、やっぱり童顔に見えるのかもしれないですね」とはにかんだ。 続いて辻野は「私の顔は目の印象が強いのかなと思います。それと頬ですね。この頬だから童顔に見えるのかなと思いますし、自分でもチャームポイントなのかなと受け入れています。このぷにってしているところもかわいいのかなって」とビジュアル面でのチャームポイントを分析。一方で内面については「昔は客席を全然見れないくらい、全部に緊張していたんですけど、テレビやフェスに出させていただいていくうちに自信が付いたり、楽しめるようになって。ファンの方の顔を見れるようになりました」と自身の成長を語った。 ■ 個人でもグループでも全力で 次に辻野にぶつけたのは、「メンバー6人の中で自身の強みや得意分野は?」という質問。これに対し、辻野は「器械体操をやっていたから、グループの中ではアクロバットができたりして。『SASUKE』のオーディション企画に出させていただきましたし、体力の面ではけっこう自信があります。あと『声がいいね』ってファンの方に褒めてもらえることが多いので、いつかナレーションや声優など声のお仕事をしてみたいです」と抱負を交えながら回答。さらに「事務所に入ったときに『どういうお仕事をしたい?』とマネージャーさんに聞かれたんですけど、お洋服が好きなので、雑誌のモデルをしたいというお話を当時したんです。それから13年経って、そういうお仕事もできたらいいなと思います。個人でもグループでも全力でがんばりたいです」と意気込みを述べた。 また辻野は楽曲「最上級にかわいいの!」が世間に大きく広まり、躍進を遂げた2024年の活動に言及しながら、「自分たちが憧れていたもの、こうなりたいという理想像に近付いているなと感じています。今はグループの名前や曲が広まっていっているところだと思いますが、メンバー1人ひとりの名前やキャラクターも知っていただけるようにがんばります」とコメント。今後個人の活動の中で2冊目の写真集を撮影したいかを聞くと、「今回は日本での撮影でしたが、いつか海外でも撮影してみたいという憧れがあります。まずはこの写真集をたくさんの方に届けて、2冊目につながるようにがんばりたいと思います」と目を輝かせた。 <撮り下ろし写真クレジット>スタイリスト:村松栞奈 / ヘアメイク:(株)Dharma / 衣装協力:eimy istoire、フィービィー、VIVIAN COLLECTION、31 Sons de mode(ヒロタ) / 撮影:はぎひさこ