硬式野球のU－15ワールドカップの優勝報告で県庁を訪れ、くまモンと記念撮影する岡田良太選手＝15日、熊本市

　コロンビアで8月に開かれた硬式野球「第6回WBSC　U－15ワールドカップ」で初優勝した日本代表の岡田良太選手（15）＝熊本泗水ボーイズ、三和中＝が15日、木村敬知事に大会での活躍を報告した。 熊本のスポーツ

　12の国と地域が出場し、日本は予選上位6チームによるスーパーラウンド決勝で、プエルトリコを7－6で下した。岡田選手は174センチ、80キロで俊足、強打の外野手。4番を務めた決勝で三塁打を放った。大会通算17打数9安打で首位打者にも輝いた。 　この日は熊本泗水ボーイズの枝川淳也代表らと県庁を訪れ、「チームの世界一と首位打者を取れた」と報告。木村知事は「とても良い表情で将来が楽しみ。岡田選手の活躍は県民の誇りになっていく」とたたえた。 　岡田選手は終了後、「体が大きい海外の選手に力勝負で勝てたことは自信につながる。将来はプロ入りしてメジャーリーグで活躍したい」と夢を膨らませた。（宮﨑達也）