販売台数上位の人気車がフルモデルチェンジ「スズキ・スペーシア カスタム/スペーシア」【最新軽自動車 車種別解説 SUZUKI SPACIA CUSTOM/SPACIA】
インストルメントパネル
後席向けでは、画期的なアイデアを具現化した、簡単な操作で3通りの使い方ができるマルチユースフラップに感心。背もたれ上部背面にはスマホ用ポケットを新設。パーソナルテーブルはタブレット類を立てかけられるよう波状の溝が入れられたほか、ドリンクホルダーやフックもより使いやすく改良されている。さらに頭上にあるスリムサーキュレーターは静粛性が高められるなど、細やかな配慮により各部が進化し、持ち前の快適で居心地の良い室内空間の魅力度がより高められている。
居住性
走りの進化も小さくない。パワートレインは、自然吸気モデルが燃焼効率を高めた新エンジンに高効率な新CVTとISGの組み合わせで、クラストップの25.1km/lという低燃費を実現したことに注目だ。軽量なのは強みのひとつだが、マイルドハイブリッドが効いて発進時などには後押しされる感覚があり、自然吸気モデルでもストレスのない軽やかな走りを実現している。
うれしい装備
月間販売台数 10366台(23年7月~12月平均値) 現行型発表 23年11月 WLTCモード燃費 25.1 km/l※「ハイブリッド G」のFF車
ラゲッジルーム
もちろんターボ車は圧倒的に力強く、パドルシフトも付く。高速走行も余裕をもってこなしてくれる。「HEARTECT」の改良版となるプラットフォームは、環状骨格構造や構造用接着材の採用により剛性が高められたほか、アンダーボディ接合面への減衰接着剤の採用や遮音バッフルの採用が効いて、乗り心地がより快適になり、車内の静粛性が従来より格段に向上している。従来型でも好印象だった足まわりはよりしっかり感が増して、操舵応答性や操縦安定性が高まっている。 ※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.157「2024軽自動車のすべて」の再構成です。 http://motorfan-newmodel.com/integration/157/
MotorFan編集部
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