渋滞が課題となっている熊本県菊陽町で児童・生徒の通学路の点検が始まりました。 　西嶋宏一郎リポート 「こちらは菊陽西小学校の通学路です。児童たちはこの坂を下って学校へ向かっていきます。歩道がほとんどなく、水たまりがあるときは車道を通って登校しているようです」 　菊陽町は7日から警察・町民・学校関係者約20人で、小中学校合わせて８校で通学路の合同点検を行っています。 　菊陽西小学校の通学路では、地域の人から危ないと指摘があった場所を回り、車道外側線のカラー化や砂利の補充、速度制限と一時停止の看板の設置などを検討しました。 　この点検は、学校の登校時間帯に実施する必要があるという要望を受け、今回は、午前７時から実施されました。 　菊陽西小学校 上野紀子教頭 「歩かれる方にも、子どもたちを温かい目で見守っていただきたいと思いますし、車両の方には、特に小さい子どもたちも通りますので周りに気を配りながら安全に通っていただければありがたいと思います」