「公用車でキャバクラヨガ」から6年、2児の母になった庄司ゆうこさん BBJ大会でグランプリの裏側【直撃インタビュー#2】
2018年に起きた「公用車でキャバクラヨガ」騒動――。 当時、文部科学大臣をしていた林芳正現官房長官(63)が公用車で個室ヨガに通っていたという件だが、ポジティブスターヨガの代表でヨガインストラクターの庄司ゆうこさん(40)は、「いかがわしいサービスがあるのではないか?」などと報道された件を「(同社は)健全なヨガスタジオです。完全に営業妨害です」と、真っ向から否定。 ■【画像】「公用車でキャバクラヨガ」から6年、庄司ゆうこさんのBBJ大会でグランプリの凄いボディ■ しかし、壮絶な取材攻勢とバッシングに遭い、「逃げた方がいい」などと助言をもらいながらもポジティブ志向ですべての取材に対応したところ、なんとヨガ教室の売り上げは3倍にもなったという。 そんな騒動から6年――そんな庄司さんは現在、新たなスタートを切っていた。美しい肉体美を競う大会「ベストボディジャパン」に出場。 「今、結婚して子どもが2人いるんですが、産後に体重が10キロ以上増えてしまったんです。お子さんができると、どうしても綺麗でいることを諦めてしまう方が多いので、わたしがお手本になって皆さんにお見せできたらと思い、ジムのトレーナーさんからの勧めでベストボディジャパンへの出場を決めました。 昨年の甲府大会では準グランプリだったので、グランプリを取る気満々でのぞんだんですが、前橋大会では4位、首都圏大会ではトップ6とどんどん悪くなり、日本大会では予選落ちで……。その時39歳で、30代最後のチャンスだったので悔しい思いでいっぱいでした。 40代となりさらに体作りを頑張ったところ、6月の神戸大会、7月の福岡大会、10月の静岡大会で3連続でグランプリを取ることができました。11月24日の日本大会では、日本一を目指しています!(※取材は日本大会前で庄司さんは日本大会でトップ10入りを果たした)」
■「産後ダイエットをさらに世の中に広めていきたい」
ヨガ教室の経営に子育てと多忙な庄司さんは、合間を見つけては大会に向けトレーニングに勤しんでいるそうだ。 「外側だけではなく、内側からのケアも大切なので、食事はお野菜とかタンパク質、スムージーを飲んだり玄米にしたり、フルーツたくさん摂るなど、なるべく身体に良いものを選んでいます。大会前は脂っこいものやお菓子は控えていますね。 最近は、5歳になる娘に食べていたアイスを“ママに一口ちょうだい”と言うと、“そんなんじゃ日本一になれないよ!”と叱られるんです(笑)。すごく厳しいトレーナーがいるおかげで、日々ボディメイクを頑張れています」 経営者、ヨガインストラクター、そして母親の顔を持つ庄司さんに、今後の目標を尋ねた。 「よく、ジムに通う時間がないと言う方もいらっしゃいますが、朝早く起きてウォーキングをするとか、おうちでできるトレーニング、たとえばストレッチボールを使った筋膜リリースとか、ヨガならカーペットの上でもできるので、ぜひ皆さまにも少しずつでいいので、健康のために体を動かしてほしいです。 いつか大会で日本一になったら、ヨガ講師として母親として、産後ダイエットをさらに世の中に広めていきたいですね」 庄司ゆうこ(しょうじ・ゆうこ) 1984年2月22日、兵庫県出身。身長160センチ。血液型B型。20歳で芸能界デビューし、グラビアアイドルとして活躍。芸能界を引退後、恋人の死をきっかけにヨガインストラクターとなり、ヨガスタジオを経営する。2018年に結婚し、現在は2児の母。
白川ちひろ