焼來肉ロックフェス10周年イベント盛大に 7月20・21日 自然エネルギー活用、焼き肉も強化【長野県飯田市】
音楽と焼き肉を野外で楽しむライブイベント「焼來肉ロックフェス2024 in 南信州・飯田」(略称『ヤキフェス』)の実行委員会は29日に会見し、7月20、21の両日に長野県飯田市上郷黒田の野底山森林公園で開く第10回フェスの概要を発表した。節目のフェスを盛り上げようと、地元でも知名度の高い人気ミュージシャンを迎えるほか、多彩な新企画を用意している。 出演者数は昨年と同じく30~40組となり、顔ぶれは9日から1カ月かけて発表する。人気ミュージシャン、メロディック・ハードコア(メロコア)バンド、子どもも楽しめるアーティスト、弾き語り、DJなどが大小4ステージに出演する。 自然の恵みを感じてもらおうと、メロコアが演奏する「モーリーステージ」に必要な電力は、近くの野底川水力発電所が生み出した自然エネルギーを活用。フードエリア内に設ける4つ目の演奏会場「サニーステージ」の電力は太陽光発電でまかなう。 「手ぶら焼肉」のセット(2900円)はこれまでの南信州牛、マトン、カシラ、黒モツに牛タンを追加。10周年を記念して、テンダーロイン(牛ヒレ肉)の厚切り300グラム6切れ(4129円)も提供する。 集客目標は昨年実績の3200人に対し、2600人増の5800人。1日2900人限定とした。 入場チケットは2日間通し券1万4500円、1日券7800円、4人割グループ券2万8800円。4月9日からプレイガイド「e+」で販売する。 特典が付いて通常チケットより500円安い先行2日通し券(1万4000円)は今月29日から4月7日まで販売。飲食の出店者は9日から公募する。 実行委員長の今井啓介さん(51)は「10周年を迎え、今まで以上に気合いを入れて臨む。多くの人と唯一無二の感動を分かち合いたい」と話している。 チケット協賛企業を募集中 実行委員会はヤキフェスの規模拡大に向け、チケット購入の協賛企業を新たに募集する。社員の福利厚生として総額5万円以上の入場チケットを申し込むと、代金を10%引きにするほか、会場内に企業のロゴマークを掲示する。 問い合わせは今井さん(電話090・7177・9348)へ。