伊藤沙莉のX（@SaiTi_iTo）より　左から「オズワルド」伊藤俊介、沙莉

　お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介（34）が、8日放送のカンテレ「モモコのOH！それ！み～よ！」（土曜後1・59）で大阪ロケを行い、妹の伊藤沙莉（30）について「もうタメ口でしゃべれなくなりました」と苦笑いした。 　沙莉は現在、NHK連続テレビ小説「虎に翼」でヒロインを務める。これまでも数々の映画やドラマでヒロインを務めてきたが「いよいよだな、と思いました。朝ドラの主演の方とはタメ口でしゃべれないです」と、国民的女優にまで上り詰めてしまった妹にただただリスペクトだ。 　今までは何とか兄としての“威厳”を示そうとしてきた。ロケで共演した月亭八光に「一緒に住んでたんやろ？」と聞かれると「家賃はぼくが4万円で妹が22万円。ヒモというか…」と明かして八光は爆笑。ただ「この金額がぼくがギリギリお兄ちゃんでいられる最後の金額でした」と、実の兄妹にしかわからない微妙な境界線があったことを披露した。 　人気女優と一つ屋根の下で暮らしていたため、知り合いに迷惑をかけたことも。「一度、4対4で合コンをしたときに、2軒目みんな金ないから、ぼくんちでやったんです。途中で沙莉が帰ってきて合コンが4対5になったんですけど、さすがに沙莉が来てから女の子がひと言もしゃべらなくなってしまって」と申し訳なさそうに語った。 　一方で、妹が友達を連れてきたことも。「松岡茉優ちゃんとか。でもぼくは頑としてタメ口です。そこは妹の友達としての対応をさせていただきました」と胸を張った。八光が「仕事場でもそんな空気で接するの？」と聞くと、「あのー、ぼくがいつ松岡茉優と仕事場で会うんですか？」と話して番組スタッフの爆笑を誘った。 　沙莉も兄を通じて芸人仲間と仲がいいという。相方の畠中悠（36）は「一度テレビで大喜利をしたときに、次の日LINEが来て、“あの大喜利おもしろかった”と言ってくれて。ギフトでフグくれました」というエピソードを披露。伊藤は笑いながら「金切るときは切る女です。気っぷのいい女だとは思います」と、兄らしく少し照れくさそうに妹の長所を紹介していた。