<藤井貴彦アナ>3月末で日テレ退社 4月からメインキャスター務める「news zero」に意気込み 「news every.」後任の鈴江奈々アナ&森圭介アナに期待も
日本テレビは3月7日、4月期の改編説明会を行い、3月末で同局を退社する藤井貴彦アナウンサーが特別ゲストとして登場した。 【写真特集】日テレ 20年入社の新人アナを一挙“お披露目”
藤井アナは、1971年12月3日生まれ。東京都出身の52歳。1994年入社で、報道番組「news every.」(月~金曜午後3時50分)のメインキャスターを、2010年から14年間務めている。4月からはフリーアナウンサーの有働由美子さんの後任として、報道番組「news zero」(月~木曜午後11時、金曜午後11時半)でメインキャスターを担当する。
藤井アナは「まだ日本テレビの社員なのにゲスト扱いで大変申し訳ないんですけれど……」と恐縮した様子で登場。「4月以降は日本テレビの藤井貴彦と名乗ることができなくなります」と3月末で退社することを説明し、「能登半島地震の被災地に取材に行ったんですけれども、ついつい『日本テレビの藤井でございます』と言って取材をするんです。今後はどうやって言ったらいいのか」と司会を務める後輩の藤田大介アナウンサーに尋ねた。
すると、藤田アナは「日本テレビだった藤井貴彦」と提案。藤井アナは「『だった』という表現に変えればいいわけですね。『日本テレビだった藤井貴彦』で4月からやっていきたいと思います」と周囲を笑わせた。
30年務めた同局を退社することについて「一抹の寂しさはありますが、4月以降も『news zero』という番組を一緒に進めていくことができるということで。メンバーも勝手知ったる報道局の後輩たちでございます。私だけちょっと肩書きが変わるんですけれども、日本テレビの総力を結集した番組であることに間違いはありませんので、ぜひご期待いただきたいと思います」と意気込んだ。
4月以降の「news zero」では、これまで以上に特殊なモニターを使用するといい、「あっと驚く大きさでございます」と説明。「私が番組スタッフにお願いしたことがいくつかあるんですが、『夜景を見せてほしい』『今を見せてほしい』『夜9時以降に発生したニュースを必ず項目に入れてください』とお願いしました。ライブに、生放送に注力をした『news zero』になっていくものと思われます」と力を込めた。