【家電の買い替えで節約に】経済産業省がすすめる「家電買い替え時のポイント」とは
生活の必需品である家電製品を最新のものに買い換えることで、省エネ効果による節約が期待できるといわれています。 「まだ使えるのに買い換えるお金がもったいない」と思うかもしれませんが、長い目で見ると大きな節約につながる可能性があるため、検討してみるとよいでしょう。 本記事では、毎月の節約につながる「家電買い替え時のポイント」をご紹介します。
冷蔵庫・テレビ・エアコンの買い換えポイント
節約のために家電製品を買い換える際の参考にすべき、経済産業省が勧める製品ごとの買い換えポイントを確認しておきましょう。 ■冷蔵庫 経済産業省資源エネルギー省がまとめている「省エネ型機器の現状」によると、最新の冷蔵庫は、10年前のものと比べて約40~47%の省エネ効果が期待できるといわれています。 より節約効果を高くするために、家族の人数に合ったサイズの冷蔵庫を選びましょう。消費電力量は冷蔵庫のサイズに応じて大きくなります。 特に冷凍室の大きさは消費電力量に影響しやすいため、ライフスタイルに合ったサイズにすることがポイントです。インバーター機能や真空断熱技術などが採用された、省エネ性能に優れた冷蔵庫を選ぶとよいでしょう。 ■テレビ 経済産業省によると、最新のテレビの省エネ効果は、9年前の約42%です。 特に、待機時消費電力が大きく削減されている製品が多いため、購入時にチェックしましょう。 機能が多く搭載されているテレビほど消費電力量が大きくなりますが、オフタイマー機能や無操作自動オフ機能など、省電力機能が付いた機種を選ぶと消費電力量をおさえることが可能です。 ■エアコン 経済産業省によると、最新のエアコンは10年前のものと比べて約17%の省エネ効果があるということです。 設置する部屋の広さや建物の構造に合ったものを選ぶとともに、APF(通年エネルギー消費効率)もチェックしましょう。この数値が高いほど、省エネ効果に優れています。