JAL、アメリカン航空の羽田-NY線とコードシェア 自社便合わせ1日3往復
日本航空(JAL/JL、9201)は4月12日、アメリカン航空(AAL/AA)のニューヨーク-羽田線とコードシェア(共同運航)を始めると発表した。現地時間6月28日に開設する週7往復(1日1往復)の新路線で、JALが自社運航する1日2往復の直行便と合わせ、異なる時間帯の3往復から選べるようになり、米国内や中南米への乗り継ぎを強化する。 運航スケジュールは、羽田行きAA167便がニューヨークを午前11時25分に出発し、翌日午後2時30分着。ニューヨーク行きAA168便は29日が初便で、午後4時30分に羽田を出発して、午後4時35分に到着する。機材はボーイング777-200ER型機(3クラス273席)を投入する。 コードシェアの便名は、AA167便がJL7009便、AA168便がJL7010便。販売開始は4月14日を予定している。 JALとアメリカン航空は、北米路線でジョイントベンチャー(JV、共同事業)を展開。JALは長距離国際線の新機材エアバスA350-1000型機を、今年1月24日から羽田-ニューヨーク線に投入しており、4月17日からは2路線目となる羽田-ダラス・フォートワース線にも就航させる。 ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港では、JALはアメリカンのメインターミナルである「ターミナル8」へ乗り入れており、ダラス・フォートワースはアメリカンのハブ空港で、いずれも米国内や中南米各都市へ乗り継げる。
Tadayuki YOSHIKAWA