確定申告が拍子抜けするほど簡単だった。マイナンバーカードのすごさってこれか!
みなさんはマイナンバーカードを持っていますか? 私は去年の確定申告をきっかけに作ったものの、使う機会がほとんどないまま、またこの時期を迎えていました。 確定申告が拍子抜けするほど簡単だった。マイナンバーカードのすごさってこれか! というわけで、マイナンバーカードの活用法をさらに知るべくデジタル庁の体験会へ伺いました。そして、実際に確定申告にも挑戦したところ、拍子抜けするほど簡単でいままでの苦労は…と感じています。 今回は、そんな私の確定申告の体験や、デジタル庁で聞いたマイナンバーカードを使った新たな取り組み、『マイナポータル』アプリを触って気づいた点などまとめていきます。
1. 確定申告がとっても簡単になる
会社員のように年末調整のない、ブリーランスや個人事業主にとって、毎年手間がかかることのひとつが確定申告です。 今はe-taxというオンライン申請が可能になり、税務署に行く必要がなくなりましたが、それでも細かい計算や入力があって丸一日かかるなんてことも珍しくありません。 しかし、マイナンバーカードと確定申告ソフトを組み合わせれば、もっとあっという間に確定申告ができるんです。 実際にやってみたら本当に簡単でした! 私の場合、普段から『マネーフォワード ME』という家計管理ソフトでお金の流れを一括管理しているので、確定申告の時期がきたらまずは『マネーフォワード クラウド確定申告』で仕分けをします。 そして、確定申告の申請をスマホアプリで済ませる設定にしたら、最後はマイナンバーカードをスキャンするだけ。仕分けに時間がかかるものの、3時間ほど集中すれば申請まで完了させることができました。 事前準備として、『マイナポータル』アプリをダウンロードし、マイナンバーカードを登録して確定申告と連携しておく必要がありますが、ものの数分で設定できましたよ。
2. 罹災(りさい)証明書を申請できる
また、マイナンバーカードを持っていれば、自然災害による住家の被害程度の証明である罹災証明書も申請可能です。これは各種支援の手続きなどのために必要な書類で、災害発生日から3ヵ月以内に申請する必要があります。 マイナポータル申請なら、行政の窓口やサービスセンターに行ったり、家屋の被害状況を撮影した写真を印刷して持っていったりする必要がありません。