競馬レース中に照明消えるトラブル「タイマー設定を誤った」レースは不成立に
19日夕方、金沢市の金沢競馬場でレース中に走路の照明が突然消えるトラブルがありました。落馬した騎手2人が病院に運ばれましたが、命に別状はないとみられています。 石川県競馬事業局によりますと、19日午後5時過ぎ、第8レース中に突然、走路の照明が消え周囲が真っ暗になりました。このトラブルで出走していた11頭のうち3頭の騎手が落馬、このうち2人が病院に運ばれましたが意識はあり、命に別状はないとみられています。一方、骨折した競走馬1頭は安楽死処分となりました。 照明はおよそ1分後に復旧しましたが、レースは不成立として投票されたおよそ4480万円が全額払い戻しとなり、その後のレースも取りやめとなりました。 事業局では本来、全てのレースが終了した午後7時10分に設定すべきだった全消灯のタイマーを担当者が誤って午後5時10分に設定したことが原因と発表。今後はタイマーを使用せず、2人の職員が手動で消灯することで再発を防ぐとしています。20日正午からのレースは通常通り開催するということです。
北陸放送