目の前に鹿が!車でぶつかったら110番?正しい対処法 衝突事故増えるのは『昼も夜も腹ペコだから』
県の担当者は、「まずは警察に連絡してほしい」と話します。 土木部 道路都市局 道路保全課 本田太郎さん「動物とぶつかることも交通事故になります。また、道路交通法で事故を起こした場合の報告義務があるので、まずは警察に110番などで連絡をしてもらいたい」 そして、事故で野生動物が死んだ場合、各道路の管理者への連絡も必要になるということです。 本田さん「道路上にイノシシや鹿など大きい死骸があった場合は他の事故を誘発する恐れがあるので、事故を防止するためにも(管理者に)連絡していただければ」 まずは事故を起こさないことが最優先。県警は野生動物との衝突事故を防ぐため、 ▼日が暮れたらハイビームに切り替えること ※対向車がいない場合 ▼山道を走るときは速度を落とすこと を呼びかけています。 ■「道路の管理者」ってどこ? 知っておきたい『道路緊急ダイヤル』 復習です。野生動物とぶつかったら、110番。野生動物が死んだ場合、道路の管理者にも連絡。 では「道路の管理者」とは、具体的にどこに連絡すればいいのでしょうか? 熊本県内の道路の管理者は以下のようになっています。 【国道3号・57号・208号】国土交通省 【その他の国道・県道】県の地域振興局や広域本部 ただし、熊本市内を通る国道や県道の管理者は「熊本市」、県内の市町村道は「各市町村」…と、管轄はとても複雑です。 そこで、24時間つながる道路緊急ダイヤル「♯(シャープ)9910」を活用して下さい。 「♯9910」に電話をすることで、各道路の管理者へ代わりに連絡してくれます。また、事故時以外にも道路の損傷や異常などを見つけたら、連絡する窓口になっています。
熊本放送