タイで高まる“Jリーグ人気”現地にはアンテナショップ登場~新たなファン獲得目指し海外戦略強化の動きも…タイ人記者が報告
アビスパ福岡もタイの強豪クラブとパートナーシップ提携
ポンポン記者「アビスパ福岡の本拠地、博多の森です。このスタジアムがタイ人でいっぱいになる日が来るかもしれません」 アビスパ福岡も去年、タイの強豪クラブ「ポートFC」との間でパートナーシップ提携を結びました。クラブやアカデミーを通じた交流などによって選手や指導者の育成・強化を目指すだけでなく、新たなファンやスポンサーの獲得にもつなげたい考えです。 アビスパ福岡・川森敬史会長「タイはSNSでもXのフォロワー数とか日本じゃ比べ物にならないぐらい一人ひとりの選手にファンがついてらっしゃるので、そういうマーケットっていうのは大事な地域だと思っています。アジアの玄関口といわている僕たちの福岡市のシティプロモーションにも使っていただけるようなクラブに成長したいと思っています」
「連携強化でタイサッカーのレベルアップにも期待…」ポンポン記者スタジオ解説
宮脇キャスター:取材にあたったRKBバンコク支局のポンポン記者です。ポンポンさんもタイで生活していてJリーグ熱は感じますか? ポンポン記者:SNSの普及でJリーグの選手の動画などを見る機会も増えました。あえてタイ語を使って情報発信をしている日本のクラブもありますので、Jリーグに興味を持って書き込みをするタイ人のファンも増えてきています。 池尻キャスター:Jリーグとの関係が強化されることで、タイサッカーのレベルも今後、上がっていくと思いますか? ポンポン記者:タイはJリーグをモデルとしてプロリーグが発展していますし、タイのサッカーファンの夢であるワールドカップの出場にも近づくことができると思います。Jリーグでは、チャナティップ選手のほかにも、これまでに15人のタイ人選手がプレーするなど、レベルも上がっています。日本とタイの連携が進めば、Jリーグの認知度を広げるだけでなく、タイ人選手の能力アップというウィンウィンの効果も期待できます。