【元ソフトバンク・柴原洋に聞く】外野ファウルグラウンドのフライをあえて捕球しないケースとは?
読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は外野守備編。回答者は現役時代にゴールデン・グラブ賞を3回獲得した、元ソフトバンクの柴原洋氏だ。 Q.中学で外野手をしています。チームで社会人野球の大会を見学した際、ランナーが二塁や三塁にいるとき、場面や状況によっては、外野のファウルフライを捕球せず、ファウルにしていい場合があると言われました。どのような場面が想定されますか。また、プロ野球でもそのような作戦があるのでしょうか。(北海道・14歳) プロ野球でもあえてファウルフライを捕らないケースはあります。考えられるのはランナーが三塁にいる、無死もしくは一死のサヨナラの場面でしょう。当然、フライが上がればランナーはタッチアップを想定し三塁ベースに戻ります。それが明らかなファウルフライならばなおさら・・・
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週刊ベースボール