ヘンリー王子、「航空業界のレジェンド」の表彰式に単独出席 チャールズ国王やキャサリン皇太子妃の健康状態については触れず
今月初めにヘンリー王子が航空宇宙産業界のオスカーともいわれる「航空宇宙産業の殿堂(Aviation Hall of Fame)」の 「航空業界の生けるレジェンド」を授賞することが発表された。現地時間1月19日(金)にホテル、ザ・ビバリー・ヒルトンで授賞式が開催された。 【写真】子ども時代の写真を発掘!ヘンリー王子 & ウィリアム王子の仲良しフォトアルバム 王子はメーガン妃と共に出席するのではないかと見られていたが、単独で出席。通信社「PAニュース」によると妃は子どもの具合が悪いことから欠席したという。アーチー王子とリリベット王女のどちらが体調を崩したのかはまだわかっていない。
今回の王子の受賞は英国陸軍時代に、アフガニスタンで従軍しパイロットとして活躍した功績を認められた結果と報じられている。しかしこれまでこの「生けるレジェンド」に選ばれてきたのは人類初の月面着陸に貢献した宇宙飛行士のニール・アームストロングら名だたる人物ばかり。英国の軍人たちの中からは「王子は陸軍で大した実績を上げていない」「王子はパイロットではなく砲手だった。つまり2番手だ」と指摘する声が浮上。辞退すべきだという意見も出ていた。
授賞式で王子はこの授賞式のホストであるジョン・トラボルタからメダルを受け取るとマイクの前へ。「ありがとう、キャプテン・ジョン。ホワイトハウスであなたが私の母と踊ったとき、私はまだ1歳だった」とコメント、ダイアナ元妃の思い出を語った。これは1985年にダイアナ元妃がチャールズ国王と共にアメリカを訪問したときのエピソード。トラボルタはホワイトハウスが2人を歓迎して開催した公式晩餐会に出席、元妃とダンスを披露した。
ちなみに今回王子が「生けるレジェンド」を授賞したのもこの賞に影響力を持つトラボルタの強いプッシュがあったからだと囁かれている。トラボルタはホワイトハウスでの思い出が理由でダイアナ元妃にもヘンリー王子にも強い絆を感じていると関係者が新聞「エクスプレス」に話している。トラボルタは王子の回顧録『SPARE』の出版パーティーや王子のチャリティ財団のイベントにも参加している。