健太がバズーカ巧樹への挑戦アピール。デンサヤームの「健太は楽勝」には「それを覆すのが格闘家」【KNOCK OUT】
KNOCK OUTの2024年の第1弾大会となる「KNOCK OUT 2024 vol.1」(2月25日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が2月26日、都内で開催された。 前KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者の良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI)を破った健太(NJKF・E.S.G)が「ぜひチャンスをいただきたい」とKNOCK OUT-REDスーパーライト級王者のバズーカ巧樹(菅原道場)の持つベルトへの挑戦をアピールした。 健太は「久しぶりにKNOCK OUTで試合ができて、取り合えず結果も残せてほっとしています」と率直な感想。そして「良太郎選手は首相撲のロックが強いイメージだったが、日ごろ自分はタイ人トレーナーと首相撲をやっているので、ロックは思ったほどではなかったというのが技術的な印象。思っていたよりはやりやすかった。作戦は考えず、出たとこ勝負だった」などと試合を振り返った。 KNOCK OUTの山口元気代表の「飲んでる?」という指摘に「今は飲んでないです。格闘家はその日は絶対に飲んじゃダメです(笑)。ただ昨日は飲んでしまいました。“やっぱり試合に勝ったその時に”ね。一人で飲むとか誰とどこで飲むとか。10月以来の久々の勝利で、一期一会なので美味しいワインをいただきました。皆さんは真似しないでください」と明かした。
今後については「良太郎選手はタイトル経験者で、その前はバズーカ選手とタイトル戦をして互角の攻防を繰り広げた。(昨日は)ほぼほぼ完封と言っていい内容だったので。本当はKOしてアピールしたかったが、ぜひチャンスをいただきたいと思っている」とタイトル挑戦をアピール。 バズーカをめぐっては昨年、マルコス・リオス(アルゼンチン)がヒジで顔面を切り裂きTKO勝ち。そのリオスに前日、デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が同じく顔面をヒジで切り裂きTKO勝ちとライバルは多いのだが健太は「誰とでもやります。僕は格闘家ですから相手を選ばない。リングで戦う場所が欲しい。なので、とりあえず1月に試合をして、昨日試合をして、3月に話があるんですが、4月も決まっていて、5月もお話がある。6月が決まってないな。月一健太としては6月にKNOCK OUTさんがおいしそうなイベントがあるので、待ってます。6月、まだ空いてます」と6月23日に国立代々木競技場第二体育館で開催されるビッグマッチへの出場をアピール。
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