「幅広い世代にシェイクを味わってほしい」と話す国延さん夫妻

　愛媛県上島町の弓削島に暮らす人たちにとって、夏になくてはならないスイーツとして長年親しまれていた土産物店「ログハウス弓削」（同町弓削下弓削）の「シェイク」が3年ぶりに復活した。前オーナーから店舗を引き継いだ夫婦が販売を再開。待ち望んでいた町民からは「夏にはやっぱりこの味！！」と歓喜の声が飛び交う。 　「引き継ぐと決めた時から絶対に復活させようと決めていた」。国延さん夫妻は口をそろえる。壊れた機械を新調し、時本さんのころと同じメーカーの材料を用意して準備を整え、7月20日からテイクアウト用メニューの一つに加わった。 　シェイクは420円でバニラ、ストロベリー、メロンの3種類。交流サイト（SNS）や口コミで再販を知った親子や中高生が連日来店している。典子さんは「『ずっと待っとったよ』と喜んでくれる人がたくさんいて、こちらもうれしい」と笑顔を見せる。 　ログハウス弓削の営業は午前9時～午後5時で、定休は火曜。