他球団が欲しがる!? 戦力外となった主力クラス(6)いまだ去就不明の”ベテラン”は…?
オフシーズンに突入した2024年のプロ野球。今年も多くの選手が戦力外通告を受け、野球人生の岐路に立たされている。中には他球団で復活する可能性がある主力クラスもおり、今後の動向から目が離せない状態だ。今回は、今オフに戦力外通告を受けた主力選手を紹介する。
大和
投打:右投右打 身長/体重:177cm/77kg 生年月日:1987年11月5日 経歴:樟南高 ドラフト:2005年高校生ドラフト4巡目 現時点では今後の去就が明らかになっていない大和。今後の動向が注目される選手の1人だ。 樟南高校時代から守備力を買われ、2005年ドラフト4巡目で阪神タイガースに入団。ファームで経験を重ねると、2012年から一軍での出場機会が増加。同年は規定打席未満ながら、打率.257をマークした。 翌年には自身初の規定打席に到達し、打率.273、19盗塁をマーク。その後も攻守に渡って存在感を示した。 2017年オフにFA権を行使し、横浜DeNAベイスターズへ移籍。勝負強いバッティングと堅実な守備で、変わらぬ存在感を発揮した。 近年はスタメン出場こそ減少していたが、代打で好成績を残すなど、要所で欠かせない存在だった。 しかし、42試合の出場にとどまった今季、戦力外通告を言い渡された。実績十分なベテランだけに、他球団が獲得に乗り出す可能性も大いにあるだろう。
ベースボールチャンネル編集部