オーガスタナショナルGCチェアマンのフレッド・リドリー氏（左）らが会見で2025年大会の会場を発表（提供：AAC）

◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 初日（3日）◇太平洋クラブ御殿場コース（静岡）◇7217yd（パー70） 【画像】 “名刺持参”の小学6年生がツアーデビュー アジア太平洋地域のアマチュアナンバーワンを決める「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」は、2025年10月23日開幕の次回大会をアラブ首長国連邦（UAE）のドバイにあるエミレーツGC マジュリスコースで開催すると発表した。 UAEでの開催は中島啓太が優勝した2021年大会（ドバイクリークゴルフ＆ヨットクラブ）以来4年ぶり。同コースでは例年DPワールドツアー（欧州ツアー）の「ドバイ デザートクラシック」を開催しており、タイガー・ウッズやロリー・マキロイ（北アイルランド）が歴代チャンピオンに名を連ねている。 この日はアジアアマを主催するアジア太平洋ゴルフ連盟のタイムール・ハッサン・アミン会長、オーガスタナショナルGCのフレッド・リドリーチェアマン、R&Aのマーティン・スランバーCEOが会見に出席。アミン氏は「再びドバイで開催できることをうれしく思います。ドバイでは特にジュニアゴルフと女性ゴルフの発展にボードメンバーが尽力してくれました。ドバイのコース施設は質も高く、エミレーツGCも素晴らしいコースです」と期待を寄せた。 15回目を迎える大会についてリドリー氏は「例えば昨年はベトナムの選手が7位に入りましたが、以前にはなかったことです」と話し、トーナメントによってアジア太平洋地域全体のレベルが引き上げられていることを喜ぶ。アミン氏も「15年に及ぶ大会の歴史を振り返れば、松山英樹選手やキャメロン・スミス選手の活躍により、これらの国の発展が顕著です。アジア太平洋地域のレベルは年々上がっています」と強調した。