浦和ファンに挨拶をする酒井 (C)J.LEAGUE

【国内サッカー 最新ニュース＆移籍情報】浦和レッズは7月25日、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため今年6月にチームを離脱していた元日本代表DF酒井宏樹について、Aリーグ・メン（オーストラリア1部）のオークランドFCに完全移籍することをクラブ公式サイト上で発表した。 酒井がAリーグ・メン（オーストラリア1部）のオークランドFCに完全移籍することが決定した。 1990年4月12日生まれの酒井は、現在34歳。計9名のプロ選手を輩出した柏レイソルユースの“黄金世代”の一員として注目を集めると、2009年にトップチームへ昇格を果たした。 2012年にはハノーファー96への移籍を決断。ドイツ・ブンデスリーガでの挑戦を始めた。さらに、2016年にはフランス・リーグアンのオリンピック・マルセイユへ完全移籍。2017-2018シーズンには、UEFAヨーロッパリーグ（EL）でチームの14年振りのELベスト4進出に貢献した。 2021年6月には明治安田生命J1リーグ（現・明治安田J1リーグ）の浦和へ完全移籍し、9年ぶりに日本復帰。今年6月には、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためチームを離脱していた。浦和では公式戦通算96試合に出場して5ゴール6アシストをマークしている。 酒井が加入するオークランドFCは2024年3月に設立された新興クラブ。ニュージーランドのオークランドに本拠地を置いているが、2024-2025シーズンからはオーストラリア1部のAリーグ・メンへ参戦することが決まっている。酒井はオークランドFCのクラブ公式サイトをとおして「オークランドは素晴らしい街だと聞いていましたし、ずっとAリーグでプレーしたいと思っていました」とコメントしている。