[山口県]国民、次期衆院選山口1区に新人愛知県出身の野田氏擁立
国民民主党県連は、次期衆院選の山口1区に、愛知県出身で元コンサルティング事務所代表の新人、野田陽志氏(47)を擁立すると発表した。野田氏は7日、周南市築港町のホテルサンルート徳山で会見を開き、「日本の明るい未来のために尽力したい」と抱負を語った。 愛知県江南市出身。米国留学などを経て名古屋商科大大学院修了し、外資系のIT企業やコンサルティング事務所などで勤務。昨年4月、国民民主党公認で福岡市議選に初めて立候補し、落選した。昨年の秋ごろ、党山口県連からの公募に応じた。 国民民主党を選んだ理由は「国民の利益を最優先に行動していることに共感した」などと説明。「若者の起業サポートや選挙制度改革などに取り組みたい」と意気込む。県内在住歴や地縁などはほとんどないという。立候補に当たり今月から山口市に居を移して活動している。「自民党が強い地域だからこそ、山口県で再び新たな改革を推進する原動力になりたい」と力を込めた。 会見に同席した大内一也県連代表は、野田氏の1区での出馬について、大内代表の地盤があり支援できることに加え、「大学があり若者が多く、起業のスタートアップに野田氏の経験を生かせる」と説明した。 衆院1区を巡っては、自民党現職の高村正大氏(53)、立憲民主党新人の坂本史子氏(68)、共産党新人の三藤美智子氏(67)が立候補を予定している。