【おむすび】内場勝則、神戸編登場も糸島に意外な縁「まだ僕の戸籍は糸島にあるんです」
高橋テーラー店主・高橋要蔵役で出演 舞台は糸島から神戸に
俳優の橋本環奈が、主人公・米田結を演じるNHK連続テレビ小説『おむすび』(月~土曜午前8時)が18日から神戸を舞台に放送され、俳優・内場勝則が神戸の高橋テーラーの店主・高橋要蔵役で出演する。要蔵は体を鍛えるのが趣味の元気なおっちゃん。よく米田家が営む理髪店に入り浸っている設定。内場が、出演が決まった際の気持ちや演じる要蔵についてコメントした。 【写真】新キャラ8人ズラリ 大きく変化した『おむすび』最新相関図 「前回出演した『わろてんか』から7年。時間の流れは早いですね。また呼んでいただけるのはありがたいです。震災を真っ向から描いている作品です。僕自身も大阪で阪神・淡路大震災を体験しました。風化させないためにもこうした作品は続けないといけないですし、作品と向き合うことで30年へて初めて分かることもあるのではと感じています。今回、ぼくは神戸編での出演ですが、じつは糸島に縁があって。父の実家が福岡の博多で、父方の墓が糸島にありました。まだ僕の戸籍は糸島にあるんですよ。幼い頃、島に墓参りして海で泳いだ記憶があります。今回朝ドラで糸島が舞台と聞き、不思議な縁を感じましたね」 演じる高橋要蔵についてコメントした。 「おそらく店を継ぐ気はなかったのに、仕方なく2代目を継いだのでしょうね。そのうち仕事が面白くなって今も続けているんでしょう。商店街でもリーダーシップをとるわけでも、重要なことをなにかするわけでもない(笑)。ほぼヘアサロンヨネダに入り浸っていて、ただワイワイガヤガヤしています。そういえば僕の店は、一切登場しないんですよ(笑)。ほとんど理髪店に入り浸っている。いつ仕事しているんでしょうね(笑)」 神戸編の撮影時のエピソードも紹介した。 「商店街のメンバーとは、この仕事で初めて会った方々なのですが、初めて会った気がしなくて、ずっと前から仲良しな感じがします。撮影にもすっと入ることができました。理髪店のセットがまた素晴らしくて。平成時代の漫画があったり、コンサートのポスターが貼ってあったり、待ち時間の合間に、『こんなコンサートあったね』と皆でワイワイ思い出話に花を咲かせています。米田家が神戸に戻ってきたシーンは、僕らの撮影も震災のシーン以来で久々だったので、本当の再会のようでした。商店街はひとつの家族みたいなもので、一人でも欠けたらアカンという感じがあるんでしょうね。みんなで集まる理髪店は茶の間みたいな感じで、結ちゃんや歩ちゃんは“みんなの子ども”という感覚もあるんだと思います。これでピースが揃ったというか『やっと帰って来たか』という思いなのでしょう」 視聴者へのメッセージと見どころも紹介した。 「物語では、今後もいろいろ問題が起きますが、人と人との繋がりがあれば乗り越えられる、ひとりじゃないよというメッセージが伝わってほしいですね」
ENCOUNT編集部