公式戦初勝利の楽天・今江敏晃監督（写真:時事）

◇プロ野球パ・リーグ 楽天4x-3西武（31日、楽天モバイルパーク宮城） 楽天がサヨナラ勝ちで、今江敏晃新監督の公式戦初勝利を飾りました。 【画像】好投した楽天・早川隆久投手 試合は3回、楽天は西武のコルデロ選手や外崎修汰選手にタイムリーヒットを許し3点を先制されます。 しかしその裏、9番・村林一輝選手がライトへのヒットを放つと、続く1番・茂木栄五郎選手もライトへのヒットで出塁。 ノーアウト1・2塁の場面で2番・小深田大翔選手がセンターへのタイムリーヒットで1点を返します。 さらに5番・島内宏明選手が四球を選び、満塁のチャンスで6番・阿部寿樹選手がセンターへのタイムリーヒット。これで3-3の同点に追いつきます。 その後、両チームとも無得点のまま延長に突入。すると11回裏、1・3塁のチャンスで小深田選手がレフトへの浅いフライを上げると、この日に1軍に昇格した代走の辰見鴻之介選手が俊足をいかしてホームイン。サヨナラ勝ちとなりました。 初勝利をあげた今江監督は「今日の試合はチーム全体的にやれることを全てしっかりやれてたので、勝てるんじゃないかなっていう予感はあった。なかなか決まらなかったので、しんどいゲームでしたけどなんとか勝ててよかったです。非常に印象深い初勝利となりました」と喜びを語りました。 また今季1軍に昇格し、サヨナラのホームを踏んだ辰見選手について「今日から（1軍に）来てくれて、昨日この場でスパイスになるような選手が、プレーがというところで、そういう意味で彼が来てくれたことによって、最後も彼だからこそスタート切らしたと思いますし、そういう意味で大きな1勝でもありますし、彼にとっても大きな経験になったと思うので、ほんとによかった」とコメントしました。