「いきなり!ステーキ」「ペッパーランチ」創業者・一瀬邦夫の初エッセイ「毎日が日曜では、人生のメリハリがない」
51歳で「ペッパーランチ」のフランチャイズを展開し、71歳で「いきなり!ステーキ」のファウンダーとなった一瀬邦夫の初エッセイ本『一瀬邦夫81歳の男の子!』が2月29日に発売された。 【写真】コックの見習いだった18歳当時の一瀬邦夫氏 本書に登場する一瀬は、コック帽を被って腕を振るう料理人でもなければ、東証一部上場企業の経営者として、キリッとスーツに身を包んだ華やかな姿でない。「都バスに初乗車」というタイトルではじまる本書に綴られたエッセイは、突然の退職後、たっぷりとした時間を与えられた等身大の「一瀬邦夫」が、一個人としての日常が綴られる。 “長い間、大組織のトップとして号令・命令で思うことが実現できたが、辞任後、真っ先に感じたのは、自分1人しかいない、という現実だ。今更ながらに考えてみると、私は時間の使い方のレパートリーが少ない。毎日が日曜日では、人生のメリハリがない。” “「やってみて初めてわかることもある、やってみなけりゃわからない」 命までは持っていかれない、なるようにしかならない!” ――本文より抜粋 自らの過去を振り返りながら思考する一瀬の姿から、81歳を迎え一大決心で新たなチャレンジに舵を切る一瀬の姿も描かれる1冊だ。
リアルサウンド ブック編集部