二宮和也、スターなのに親近感!? 街で声をかけられることが増加「『VIVANT』ぐらいから…」
嵐の二宮和也がMCを務めるTBS系バラエティ特番『ニノなのに』が、きょう27日(20:30~21:58)に放送される。このほど東京・赤坂の同局で収録が行われ、収録後に二宮が取材に応じた。 【写真】MCは二宮和也なのに司会は斎藤工!『ニノなのに』収録の模様
この番組は、「なのに」をキーワードに様々な物事や人物の意外な一面を掘り下げるギャップ発掘バラエティ。MCは二宮和也が務め、スタジオゲストに日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』に出演中の斎藤工をはじめ、小峠英二(バイきんぐ)、ヒコロヒー、森香澄が登場する。 TBSで初めて単独MCを務める二宮。番組の企画趣旨を聞いた時の心境を聞かれると、「『二宮さん気づきましたか!? これ、逆から呼んでも“にのなのに”なんです』と言われた時に、僕は終わったなと思いました(笑)」と打ち明け、笑いを誘った。 MCは二宮なのに司会は斎藤が務め、「ゲスト出演なのに司会をやっている」という異例の状況に。そして、二宮はMCなのに事前に何も知らないという不思議な立ち位置での参加となり、「僕から言えることは、不思議な立ち位置にしたのはそっちだと。僕はちゃんとやろうと思っていたんですけど、そこの意見が合わなかったという……完全にトラブルです(笑)』と主張し、「どうなっているのか見ていただいて楽しんでいただければと思いますけど、MCと司会がいるという斬新な形でやらせてもらいました」と笑った。 “なのに”を求めて、二宮がロケにも出動。「見たことないぞというか、危なかったなというのはありましたね。ちょっと怖くて見られない。ぜひ皆さんに確認していただきたい」と視聴者に委ねた。
ギャップ発掘バラエティにちなみ、自身の意外な一面を聞かれると「昔よく『変わっている』と言われていましたけど、百歩譲って変わっているとしたら、変わっている界隈ではかなりいい人間だと思います。僕はいい人だと思っています」と“いい人”アピール。続けて、「動機が不純なだけであって、やっている行為に関しては、ものすごく善です。SNSで一般の方々に『すごくいい人だった』とポストしてほしくていいことしているので。おばあちゃまが階段を降りづらそうにしていたら助けているけど、そういう時はマスクも帽子も全部取って、歩いている人がこれを見てポストしないかなと思って生活しています(笑)」と冗談交じりに話した。 また、「『VIVANT』ぐらいから、街でいろんな人たちに『ドラマを見た』と言ってもらうことがすごく増えた」と変化を告白し、「この間もサウナでおじさんたちから『ドラマ見た』という話をされて、タクシーに乗っても運転手の人に『ブラックペアンの続きはやらないのか』と言われたり」とエピソードを紹介。「もしかしたら話しかけやすくなってきているんじゃないかなと最近感じますね。そんな尖っているつもりもなかったんですけど、昔よりもそういう機会がすごく増えました」と述べ、「スターなのに親近感」と言われると、「自分で言うのも……」と謙遜しつつ、「そうですね」と得意げな顔を見せて笑わせた。 ほかのMC番組とは異なる独特な展開に、「全力でやらせてもらいましたけど、すべてがヘンテコで、全く回収されない考察ドラマ見せられている感じ」と収録を終えてもつかみきれてない様子の二宮。だが、「ヘンテコだから故の、斎藤工くんが司会をしているというのは1つ魅力と言いますか。ヘンテコも魅力なのかなと思います」とプラスに捉え、さらに「柳楽(優弥)くんのVTRは見ていただきたい。素晴らしかったですね。感動しました」とうなぎ屋でロケを行った柳楽のVTRを絶賛した。 そして、「誤解されたら困るんですけども、恐れずに言うならば、本当に時間があればでいいです。皆さんお忙しいでしょうから、一応夜8時半からこっちはやってますけど、後々の合流でも構いません。もしお時間が合えば、お暇だったら、お付き合いいただければと思います」と視聴者にメッセージを送った。 (C)TBS