昨年の様子、大西さくら舞台前の芝生広場

　大西公園（大鹿村）で10月26日、「Oh!鹿祭（おおしかまつり）」が開かれる。今年で3回目。（飯田経済新聞） 【写真】ワークショップの様子 　同祭は「大西公園に笑顔の花を咲かせたい」をテーマに2022年に始まった。コロナ禍でイベント中止が相次ぐ中、当時、大鹿さくらの女王を務めていた実行委員長の石川かおりさん（飯田市在住）が「大西公園を盛り上げたい」と企画し、大鹿クラフトまつりに関わっていた村民らに声をかけ実現した。 　当日は、飲食エリアには、地元飲食店や大鹿野菜を販売する店、キッチンカーなど15ブースが出店。ワークショップエリアでは、消しゴムはんこや缶バッジ作り、動物のお面作り、マウンテンバイクのトレイル整備と走行体験などができるほか、小物雑貨や手作りアクセサリーなどのクラフト出店もある。 　園内のステージ「大鹿さくら舞台」では太鼓演奏、木やり唄、サックス演奏、バンド演奏のほか、飯田市を拠点に活動する道化師コンビ「ましゅ＆Kei」のパフォーマンスなどを披露。昨年に続き、アーティストLENさんが即興で絵を描く「ライブペイント」も行う。 　今年は、村内の中高生10人ほどがボランティアスタッフとして参加。ステージの司会を第11代大鹿さくらの女王を務めた堀田春菜さんと担当するなどして、イベントを盛り上げる。石川さんは「今年は大鹿歌舞伎とコラボして、会場内で写真を展示するので注目してほしい」と来場を呼びかける。 　開催時間10時～16時。荒天の場合は翌27日に順延。