【新NISAで積立投資】インデックス投信がおすすめ!?投資信託を選ぶ際の4つのポイント
投資信託の選び方2.手数料で選ぶ
投資信託の選び方2つ目は、手数料で選ぶことです。 1つ目の選び方のアクティブ投資信託かインデックス投資信託かに通ずる部分もありますが、投資信託は保有している限り運用手数料(信託報酬)が継続的に発生します。 目論見書や販売用資料等には「純資産総額に対して年率◯%」と表記されていますが、別途支払うものではなく日割り計算され信託財産から毎日差し引かれていきます。 毎営業日決定する基準価額は、この信託報酬を差し引いたものですので、目に見えづらい投資コストといえるでしょう。 しかし、信託報酬が運用成果に与える影響は決して軽視できるものではありません。 信託報酬別にみた合計でかかる手数料は以下の通りです。 ●【信託報酬別】保有期間ごとの手数料 信託報酬 保有期間1年 保有期間10年 保有期間30年 ・年率0.1% 1000円 1万円 3万円 ・年率0.3% 3000円 3万円 9万円 ・年率0.5% 5000円 5万円 15万円 ・年率1% 1万円 10万円 30万円 ・年率2% 2万円 20万円 60万円 信託報酬が年率0.1%の投資信託と年率1%の投資信託を30年間保有した場合で比べると、合計でかかる手数料は27万円も異なります。 そのため、できるだけコストを抑えて資産運用をしたい人は信託報酬が低い投資信託(インデックス投資信託など)を選ぶことがおすすめです。
投資信託の選び方3.投資対象で選ぶ
投資信託の選び方3つ目は、投資対象で選ぶことです。 投資信託はさまざまな株式や債券などに投資しますが、銘柄によって投資対象は異なります。例えば、アメリカの大企業のみに投資する投資信託や全世界のテクノロジー企業にのみ投資する投資信託などその種類はさまざまです。 また、新NISAの投資先として人気の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は新興国と先進国に投資しています。2024年1月31日時点の組入株式銘柄数は2837銘柄。組入上位10ヵ国は下記の通りです。 リスクをできるだけ分散したい人は、多くの国や銘柄を投資対象とする投資信託を選んだほうがいいでしょう。