コンゴ川で川船2隻が衝突 1隻は沈没 数十人が死亡か
マルーク、コンゴ民主共和国、2月14日 (AP) ― コンゴ民主共和国西部を流れるコンゴ川で2月12日、2隻の川船が衝突し、数十人が死亡もしくは、行方不明となっている。 乗客と荷物を満載した2隻の船は、首都キンシャサの東で衝突したが、衝突の原因は不明だ。 河岸から無数の小舟が事故現場に向かい、川から乗客を救助したが、何人が救助されたかなどは分かっていない。 世界で最も道路インフラが未発達のアフリカ中央部では、河川が交通の要となっている。 コンゴ民主共和国では、定員をはるかに超過した乗客数や、積載量を無視して貨物を積み込むため、木造船の死亡事故が頻発している。 河川交通の大半は、小規模な非正規業者によって運営されており、当局は規制の遵守が不十分であると警告している。 1月には、乗客50人が乗った木造船がコンゴ東部の湖で転覆したが、乗客のほとんどが死亡したと推定された。 (日本語翻訳・編集 アフロ)