「世界少年野球大会」7月28日に福岡県で開幕…王貞治さん「子どもたちの成長の過程を見守りたい」
世界少年野球推進財団(王貞治理事長)は26日、東京都内で記者会見を開き、7月28日~8月5日に福岡県で開かれる「世界少年野球大会」の概要を発表した。野球の普及と国際交流を目的に1990年に創設された大会で、5年ぶり30回目。王理事長は「子どもたちは一日一日成長していくと思う。成長の過程を見守りたい」と話した。
初参加のベトナムや、米国、ドイツなど14か国・地域の少年少女が参加。福岡県大野城市や北九州市など9市町で、野球教室のほか、書道体験といった地元の人々との交流行事が行われる。
台湾チームと福岡県の地元チームが国際交流試合をする。8月4日にはプロ野球・福岡ソフトバンクホークスの試合観戦も予定されている。
ソフトバンクの球団会長を務める王理事長は「福岡の地元開催で、特に力が入っている。(参加する子どもたちには)たくさん友達を作ってもらいたい」と意気込みを語った。