"激うま"豚骨ラーメン『ぶたまるき』が渋沢に爆誕!! "TRY"4度受賞の『なんつッ亭』創業の地に愛弟子が出店
黒マー油豚骨が激うまの『黒らーめん(930円)』
『ぶたまるき』の看板商品が、この「黒らーめん(930円)」だ。お店を始めるにあたって大将(松橋さんは古谷さんをこう呼んでいる)に黒マー油を使うことを許可してもらい、かつて大将が完成させた原点の味を目指して作っている豚骨ラーメンだ。お店で毎日炊きだしている豚骨スープの深い味わいが楽しめる一杯。 しっかりとした歯ごたえの麺は、松橋さんが毎日お店で打っている自家製。あえて旧式の機械を購入し、かつて大将が教えてくれた作り方をベースに、粉の配合には自分なりのアレンジも加えて作っているという。 黒マー油がかかったスープは、食べ進めるごとに豚骨スープとマー油がまじりあっていき、また違った味わいへと進化していく。麺とスープにむしゃぶりついていて出てくるのは、シンプルに「うまい」という言葉だけ。 細麺は、かみしめるとしっかりとした弾力があり、噛むほどに小麦のうまみが広がっていく。麺好きにはたまらない味わいだ。ネギものりもスープにベストマッチで、大きなチャーシューは満足感の高い仕上がりとなっている。 用意されるトッピングも豊富で、味付玉子やもやし、白ねぎor青ねぎが選べる。 「20年前に実は通ってたんだよ」というお客さんが、このらーめんを喜んで食べたという話もあり、創業当時の『なんつッ亭』を目指しているという熱意は確実に伝わっているのではないだろうか。
しょうがと玉ねぎがよく似合う魚介豚骨『ぶたの海(930円)』
「ぶたの海」は魚介豚骨のラーメンだ。かつて大将が「俺の空」風のラーメンとして考案した『なんつッ亭』のメニューがベースにある。豚骨スープの味わいを引き出す魚介のうまみがうれしい逸品。 チャーシューに乗ったしょうがを少しづつとかしながら食べると、味変も楽しめていいのである。刻んだ玉ねぎも素晴らしい愛称で、歯ごたえのあるメンマもとてもおいしい。 メニューは、ほかにも赤マー油豚骨の『赤らーめん(930円)』や黒マー油豚骨つけ麺の『つけ麺(980円)』もあり、いろいろと試したくなること間違いなし。 『ぶたまるき』 [住所]神奈川県秦野市堀西89-3 [営業時間]11時~14時、17時~21時(ラストオーダー20:30) [休日]火曜日 [交通]小田急小田原線渋沢駅より6分 ※価格は取材当時のものです 文・写真/おとなの週末Web:深田啓介 おとなの週末Webとは/雑誌「おとなの週末」を母体に「食・街・酒・旅」などのテーマを掘り下げ、さらに音楽、エンタメ、カルチャー、街ネタ、レシピなど、「おもしろくて、ためになる」話題が目白押しのアミューズメントサイトです。
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