アート鑑賞しながら市内巡って 足利・名草地区の5会場 「アートクロス2024」が開幕
アートを鑑賞しながら市内を回遊するイベント「アシカガアートクロス2024」が14日、足利市、名草地区の5会場で始まる。13日は報道関係者向け内覧会が開かれ、名草小の4、5年生18人も見学に訪れた。 同イベントは、市内に点在する展示会場を巡りながら足利の魅力や暮らしを知ってもらうことを目的に、2018年から「ARTあしかが実行委員会」が主催している。過去3回は市内中心部、昨年は市東部で開催し、5回目の今回は市北部の名草地区を会場に選んだ。 県内外で活躍する個人・グループの作家計9人が、名草中町の名草セミナーハウスや大久保町の大久保分校スタートアップミュージアムなど5会場で作品を展示。作家が市内で体験したことをヒントに制作した作品や、市内で調達した木材などを使用した作品などが並ぶ。顔はめパネルなど、体験型の作品も楽しめる。 企画の中心となった市地域おこし協力隊員の島田浩子(しまだひろこ)さん(34)は「里山の風景と作品のコラボレーションを楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。 29日まで。午前10時~午後5時。入場無料。(問)ARTあしかが実行委員会0284・22・7868。