タイ料理専門店「Khaaw Thai」の看板メニューのサムイ島のまぜご飯

　タイ料理専門店「Khaaw Thai（カオタイ）」（調布市菊野台2、TEL 042-459-4579）が12月7日、調布市柴崎駅近くにオープンした。（調布経済新聞） 【写真】タイ料理専門店「Khaaw Thai」店主のシさん 　タイのサムイ島で生まれ、飲食店を経営する家系で育ったシさんが出店した同店。サムイ島のレストランでの調理経験を持ち、約10年前に来日。約1年前、「将来、サムイ島の料理文化を日本に伝える飲食店を開きたい」との思いから、タイに戻ってタイ料理店のマネジメント資格やマスターシェフの資格などを取得。今回、自宅に近い同所で念願の店を開いた。 　提供するのは、定番のタイ料理に加え、サムイ島やタイ南部の料理。サムイ島はココナツの生産が盛んで「ココナツアイランド」とも呼ばれ、ココナツミルクを多用した料理や、さまざまなハーブを使った料理が特徴。辛みが強い料理が多いのも同島が位置する南部地域の特徴だという。同店では、サムイ島でよく食べられるという、ココナツミルクで炊いたタイ米と色とりどりのハーブや野菜を使ったまぜご飯（1,760円）やイカのココナツスープ（1,430円）など、日本ではあまり見かけない料理を週替わりで提供する。 　ドリンクはタイのビール、ウイスキー、紅茶などを取りそろえ、タイを代表する「シンハービール」は瓶ビール（759円）のほか、たる生ビール（869円）、ビールに氷とライムを入れる飲み方や紅茶にコンデンスミルクを加える「タイスタイルの飲み方」も提供。ランチタイムには、タイ風チキンライス「カオマンガイ」やタイ風焼きそば「パッタイ」（以上1,320円）などを用意する。 　店舗面積は約8坪で、カウンター8席と立ち飲みスペースを用意。店内はシさんが好きだという白を基調にゴールドのアクセントを加え、「タイ料理といえば屋台」というイメージを離れ、清潔感と高級感のある空間に仕上げた。 　シさんは「日本でサムイ島の料理を提供している店は少ないと思うので、ぜひ味わってみてほしい。タイ料理が好きな方々、辛い料理が好きな方々、お酒が好きな方々などに利用いただければ」と話す。 　営業時間は、11時30分～14時、16時30分～23時（火曜・木曜は夜営業のみ）。水曜定休。現金支払い不可。