島根、鳥取両県にインフルエンザ流行警報 島根8週、鳥取12週連続増 新型コロナも100人超
山陰両県でインフルエンザの流行が拡大している。2024年12月23~29日に定点医療機関で確認された感染者数は、島根が前週比10・92人増の50・58人、鳥取は11・76人増の42・48人だった。両県は流行警報を発令し、感染予防に努めるよう呼びかけている。 【地図】島根、鳥取両県の地域別感染者数
島根の報告患者数は1922人で、8週連続の増加。保健所管内別の内訳は、浜田(定点医療機関5)551人▽松江(11)512人▽出雲(9)422人▽益田(5)155人▽雲南(3)141人▽県央(3)77人▽隠岐(2)64人-。定点当たりは浜田が110・20人で突出し、雲南47・00人、出雲46・89人と続いた。 鳥取は1232人で、12週連続の増加。内訳は、鳥取市(12)518人、米子(11)391人、倉吉(6)323人。定点当たりの最多は倉吉の53・83人だった。 新型コロナウイルスの感染者は島根106人、鳥取165人で、定点当たりは島根0・13人減の2・79人、鳥取1・21人増の5・69人となった。保健所管内別の内訳は、島根が、出雲(9)41人▽松江(11)34人▽益田(5)18人▽浜田(5)5人▽雲南(3)3人▽県央(3)3人▽隠岐(2)2人-。鳥取は、米子(11)60人、鳥取市(12)54人、倉吉(6)51人だった。
24年12月30日~25年1月5日の感染者数は9日に公表する。