中日ドラゴンズ・細川成也(C)産経新聞社

4月2日、プロ野球の公式戦6試合が行われた。 阪神[3-5]DeNA 広島[2-1]ヤクルト 中日[4-3]巨人 西武[2-1]オリックス 日本ハム[2-4]楽天 ソフトバンク[2-0]ロッテ 横浜DeNAベイスターズが逃げ切った。DeNAは初回、山本祐大の満塁の走者一掃のタイムリーなどで4点を先制。来日初登板の先発ジャクソンは初回に1点を失うも、その後は抑えて6回4安打1失点、5奪三振の内容で初勝利を手にした。阪神タイガースは先発の村上頌樹が3回7安打5失点（自責1）で黒星を喫した。打線は終盤、木浪聖也の一発などで追い上げるも、及ばなかった。 広島東洋カープが接戦を勝利した。広島は0-0の7回、秋山翔吾のタイムリーで先制。同点とされた8回には野間峻祥のタイムリーで再びリードとした。先発の床田寛樹は7回4安打無失点9奪三振と好投を見せた。東京ヤクルトスワローズは先発の小澤怜史が6回2安打無失点と好投も、打線が援護できなかった。 中日ドラゴンズが劇的サヨナラ勝ち。中日は1-3の7回に田中幹也のタイムリーで同点に追いつくと、3-3のまま迎えた延長11回には細川成也の1号弾が飛び出しサヨナラ勝ちを収めた。5番手の清水達也が今季初勝利。読売ジャイアンツは中盤、吉川尚輝の犠飛などで3点を先制するも、リードを守り切れなかった。 埼玉西武ライオンズが序盤のリードを守り抜いた。西武は2回、源田壮亮の犠飛などで2点を先制。先発の平良海馬が6回途中5安打無失点とすると、以降は小刻みな継投で相手打線を1点に抑え込んだ。オリックス・バファローズは先発のカスティーヨが6回途中2失点と試合を作ったが、打線の援護に恵まれなかった。 東北楽天ゴールデンイーグルスが快勝。楽天は5回、村林一輝の2ランで先制。3-2の9回には石原彪のプロ初本塁打が飛び出しリードを広げた。投げては先発のポンセが5回無失点で初勝利。9回に登板した則本昂大がプロ初セーブを挙げた。北海道日本ハムファイターズは7回途中3失点（自責2）の先発・山﨑福也が敗戦投手となった。 福岡ソフトバンクホークスが完封勝利。ソフトバンクは2回、ウォーカーのタイムリーで先制。先発の大関友久が7回3安打無失点に抑えると、8回を松本裕樹、9回をオスナが抑えて完封リレーを完成させた。千葉ロッテマリーンズは先発の西野勇士が好投も、打線が3安打無得点に終わった。