「AKIRA」マニアの”渡辺直美”も大興奮…! いまアメリカで話題沸騰、”伝説の金田バイク”で「アキラスライド」体験がスゴすぎる…!
渡辺直美、「AKIRA」愛を語る
「AKIRA」ファンの渡辺さんは、「(超能力を持つ少女)キヨコをイメージして」アイスブルーのツインテールの髪型に、トップスは「AKIRA」の「テーマカラーを意識して赤を選びました」と、ファッションでも自身の“AKIRA愛”を表現! 早速、金田バイクに試乗した渡辺さんは、その愛をさらに熱くさせていた。 「アキラとの出会いは、幼少期にBSか何かのテレビでたまたま観たことでした。ただ、当時はトラウマでしたね。キヨコとか(笑)。印象が変わったのは18歳のとき。芸人になるために上京して、芸人仲間と家でご飯を食べていたら、『これ観よう』と突然観せられたのが『AKIRA』。あ、子供のときに観たやつだ! と気づいたときにはハマっていました」(渡辺さん) 映画版『AKIRA』のサウンドトラックは、いまも聴くという。自称「優良健康不良少年」の金田のバイクチームが敵対するクラウンに挑むときの曲がお気に入りで、お笑いの本場・大阪への新幹線の中で気分を高めたいときになどに特に聞く。 「やっぱり気合い入れたいじゃないっすか」と、渡辺さんが続ける。 「私は出身が茨城で、子供の頃にお母さんに連れられて、たびたび成田山に行ってたんですよ。そこではよくお経が流れていたのですが、サウンドトラックの曲のなかにもお経が流れるのがあって。それが成田山で聴いたお経とそっくりなんです。バイクにも成田山のステッカーが貼ってありますし、なんだか個人的に不思議なつながりを感じています」
「進撃の巨人」になりきった後は、なりきり動画をシェア
なお、『KODANSHA HOUSE』のセクション2にある体験型アトラクションは、それだけではない。『進撃の巨人』に登場する、街全体が巨大な壁で囲まれた「シガンシナ区」のジオラマが用意されている。来場者はシガンシナ区に侵入する超大型巨人に扮して、原作のように、壁の向こう側から手を伸ばして人掴み、丸齧りするシーンが撮影できる。 こちらも「AKIRA」のアトラクション同様、二次元コードからダウンロードできる仕組みで、動画はソーシャルメディアなどで、世界中にシェアすることができる。 他にも「頭文字D」のアーケードゲームが置いてあったり、すでに紹介した漫画はもちろん、「昭和元禄落語心中」「東京タラレバ娘」「はたらく細胞」「ハピネス」「うるわしの宵の月」など、新旧さまざまなジャンルの漫画(英語版)が600冊ほど並べられている。 オープニングパーティには現地のインフルエンサーが来場し、多くのNYローカルメディアの取材も。渡辺直美さん自身も現地のメディアからのインタビューに応じた(渡辺直美さんのインスタポスト後半部分に掲載)。 また、NYの夕方5時に放送されるFOX NEW5にもオープニングパーティの様子が取り上げられた。
著名漫画家のイベントも盛りだくさん
約1ヵ月間のイベント開催期間中は、映画『攻殻機動隊』『BLAME!』『ブルー・ロック』などの映画上映やトリビアナイト、また、「惡の華」の押見修造さん、「ブルーピリオド」の山口つばささん、「ヴィンランド・サガ」の幸村誠さん、「とんがり帽子のアトリエ」の白浜鴎さんのトークセッション&サイン会も予定されている。 好きな漫画や作家を通して愛好家同士が集い、大好きなキャラクターやストーリーについて語り合う。そこには国境など存在しないかのようだ。 文:Chiyo Yamauchi
Chiyo Yamauchi