s**t kingzの小栗基裕と坂ノ上茜が舞台共演「人間の矛盾や弱さを全力で表現」
4人組ダンスパフォーマンスグループ「s**t kingz」(シットキングス)の小栗基裕と俳優の坂ノ上茜が、4月26日~5月6日に東京・すみだパークシアター倉で開催される劇団papercraftの舞台『空夢』でダブル主演することが決定した。 【写真】ふわふわのニットを身にまとい、笑顔を見せる坂ノ上茜 本作は「同級生の街」を舞台に、同級生が1人多かったことに気づいたところから、徐々に様子がおかしくなっていく男女と、その街を描いた物語。主演の2人を始め、劇団4ドル50セントの前田悠雅、入手杏奈、朝田淳弥、佐々木修二、村上航が出演する。 劇団papercraftは、昨年上演の『檸檬』で「第29回劇作家協会新人戯曲賞」を受賞した脚本・演出家の海路(みろ)が主宰を務める。新作について海路は、「空夢って言葉を知ってから、この作品を書きたくなりました。辞書で引くと『見もしないのに、見たようにこしらえて語る夢』だ、そうです。物語を考えているうちに、創作活動自体がまさに空夢じゃん、なんて発見をしたりなんかもしています」と語る。 NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演するなど、俳優としても活動の幅を広げている小栗は、「海路さんが創り出す、不思議だけど、どこかリアルさがあって、心がヒリヒリする、そんな世界の一員になれることにとてもワクワクしております。人間の矛盾や弱さと向き合い、全力で表現して行けたらと思っております」と意気込む。 一方、『王様のブランチ』のレポーターとしても活躍する坂ノ上は、「ストレートプレイ(伝統的な演劇の一形態)作品への出演は初めてなので、とても挑戦的な日々になりそうだなと今から意気込んでいます。小栗さんや他キャストの方々とどんな化学反応が起こるのか、楽しみにしていただけると嬉しいです」と胸を弾ませる。