外野を走る巨人・菅野。右は阿部監督

　巨人の通算１３６勝右腕・菅野智之投手（３４）が今オフに海外フリーエージェント（ＦＡ）権を行使して、大リーグに挑戦すると４日、米スポーツ専門局ＥＳＰＮ（電子版）が報じた。Ｘ（旧ツイッター）では５日に「菅野メジャー」がトレンド入りするなど、大きな話題となった。 ◆原監督と菅野が笑顔でツーショット【写真】 　菅野は２０１７年から２年連続で沢村賞を受賞すると、２０年には１４勝２敗、防御率１・９７の成績でリーグ優勝に貢献。ＭＶＰに輝いた。同年オフにポスティングシステムでメジャー移籍を目指したが、契約合意には至らなかった。 　翌２１年に海外ＦＡ権を取得したが、その後はやや成績が下降し、２３年は自己ワーストの４勝（８敗）。だが、先発６番手として迎えた今季は２４試合に先発して両リーグ最多の１５勝（３敗）、防御率１・６７の成績をマーク。９月には中４日で登板するなど復活を遂げ、４年ぶりのリーグ優勝の立役者となった。通算２７６試合に登板し、１３６勝７４敗、防御率２・４３の成績を残している。 　Ｘではファンとみられるアカウントが多く反応。「絶対に巨人が日本一になって送り出して欲しい」「３年はメジャーで無双してくれ」と期待の声があがる一方で、「行っちゃうの？…」「もちろん応援するし楽しみだけどそれ以上に寂しさが…」と惜しむファンも。また「上原みたいな活躍を！！」と同じく巨人から３３歳の時にメジャー移籍し、ワールドチャンピオンに輝いた上原浩治さん（４９）のような活躍を期待する声もみられた。