3試合ノーゴール…C・ロナウド激怒のワケは?現地記者「何しているのか疑問に思ったに違いない」
ジョージア代表戦で不満を爆発させたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて、『The Athletic』が分析している。 26日に行われたEURO2024グループF最終節で、ジョージアと対戦したポルトガル。すでにグループ突破が決まっていたために大幅なローテーションを採用したが、開始2分に先制点を許すと、57分にはPKから2失点目。そのまま0-2で敗れている。 この試合は多くの主力選手がベンチスタートとなったポルトガルだったが、39歳C・ロナウドは3試合連続でスタメン入り。しかしゴールに絡めないまま、66分に途中交代となった。すると第4審判に向け声を荒げると、ペットボトルを蹴り上げるなど怒りを見せていた。出場した主要国際大会のグループステージで、初めてノーゴールに終わっている。 そんなC・ロナウドについて、『The Athletic』のオリバー・ケイ記者は「C・ロナウドは、自分がここで何をしているのか疑問に思ったに違いない」とし、以下のように続けた。 「ポルトガルはすでに決勝トーナメント進出を決めており、チームメイトの大半は休んでいた。しかし39歳の彼は怒り狂い、抗議でイエローカードを受け、交代時には第4審判を怒鳴り2度目の警告を受ける危険性すらあった」 「彼の主な不満は、25分にシャツを引っ張られた場面でPKが与えられなかったこと。そのフラストレーションは理解できるものだ。しかし、そのフラストレーションは彼を最後まで悩ませた。結局、EURO2024の3試合でゴールなし。シュートは12本、ゴールはなしだ」 「ピッチを離れる際には、交代するゴンサロ・ラモスとロベルト・マルティネス監督と握手を交わしている。だが、激怒は見て取れた。その怒りをペットボトルにぶつけ、そのままベンチに腰を下ろしている」