強盗致傷容疑などで男2人再逮捕 千葉・市川、女性監禁も 県警
千葉県市川市の住宅で住人女性(50)が暴行を受け連れ去られた事件で、県警は8日、強盗致傷などの疑いで、自営業藤井柊容疑者(26)=愛知県春日井市鳥居松町=ら2人を再逮捕した。 いずれも容疑を認め、同容疑者は「金を回収する仕事と聞いていた」と話している。 藤井容疑者は10月17日、連れ去った女性を監禁した疑いで現行犯逮捕されていた。捜査関係者によると、同容疑者は横浜市青葉区で住人の後藤寛治さん(75)が死亡した事件や千葉県船橋市で起きた強盗事件に関わった疑いがあり、警察当局が調べている。 再逮捕容疑は同日未明、市川市柏井町の住宅で女性の顔面を殴るなどし、「金はどこだ、殺すぞ」と脅迫。軽乗用車と携帯電話など計15点を奪った疑い。女性は全身打撲で重傷だった。 千葉県警は8日、この女性を埼玉県川越市のホテルに監禁したとして、内装工の高梨謙吾容疑者(21)=横浜市旭区南希望が丘=も再逮捕した。捜査関係者によると、高梨容疑者は、千葉県白井市で発生した強盗事件への関与をほのめかしている。