コートニー・コックス

コールドセラピー（Cold Therapy, 冷水で体を冷やす）という、エクストリームな美容法が今、セレブの間で話題だ。冷水にただ体を浸かる、というとても簡単な方法で、賛否両論が分かれるメソッドだが、コートニー・コックスは、美容トレンドになるはるか前から日常的に実践しているという。 【写真】どう見ても20代のへそ出し＆美脚！70代には見えない、美しきセレブたち インスタグラムに冷水にダイブする姿を発信したことのあるコートニーは昨年、アメリカ版『Glamour』のインタビューで「（コールドセラピーは）絶対嫌いだろうと思っていたのだけれど、大好きになった。浸かっている間に出たドーパミンが持続して、その後何時間もすごくいい気分。やってみて。ホント、やる価値大よ」と大絶賛した。 これはinstagramの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。 コールドセラピーの正しい方法を教えるインストラクターで、呼吸法コーチのリンゼー・オーブリーは、「冷水に浸かると、快楽を与えて気分を高めるホルモンと言われるドーパミンが250％増加して、気分が生き生きします」と言う。

コートニー・コックス

キャサリン妃もコールドセラピーのファンだそうだ。アン王女の娘、ザラの夫のマイク・ティンダルは2023年にポッドキャスト番組『The Good, The Bad and The Rugby』に出演し、冷たい水で水泳するのが大好きだと明かした。「コールドスイミングが本当に好き。冷たければ冷たいほどいい。ウィリアム皇太子は『キミはクレイジーだ。外は暗くて雨が降っているのに』と言うくらいね」 気分が上がること以外にも、潜在的なメリットはたくさんある。ソフィー・ショッター医師はポッドキャスト『Age Well with Dr Sophie Shotter』でコールドセラピーについて調査し、「おそらく最もよく知られているのは、筋肉の回復や関節の痛みを助けたり、怪我の治癒に役立ったりすることです。運動後の回復をスピードアップするには優れた方法なので、非常に多くのアスリートがアイスバスのファンになっています」と語っている。 また、コールドセラピーには「不安や鬱症状の緩和や免疫力促進、血行改善、眠りを深くする、体内の炎症を減らす、エネルギー値向上、代謝率アップし体重減を助ける、などに役立つ可能性がある」というエビデンスも出てきていると加える。 サウナで体が熱くなった後、冷水に浸かるという方法でコールドセラピーを取り入れている人も多い。例えば、スーパーモデルのエル・マクファーソンは、毎晩「1時間、赤外線サウナに入ってから、冷たい水に浸かる。免疫力アップに最高よ」と明かした。さらに、ドラマ『フレンズ』で知られるコートニーも赤外線サウナの虜らしい。 以前、コートニーの親友で共演者であったジェニファー・アニストンはヘルス雑誌『Shape』のインタビューにて、「赤外線サウナにハマっています。友人のコートニー・コックスがポータブル赤外線サウナを持っていて、すごい気分がすっきりとするんです」と語っていた。111 Skinの創業者ヤニス・アレクサンドリド医学博士はセラピー効果について、「コラーゲン組織を増やし、関節の硬直や痛み、筋肉のけいれん、炎症を緩和し、治癒を助ける」と言う。