「馬車道十番館」が横浜美術館に喫茶室 フードのテークアウトも
カフェ「馬車道十番館 横浜美術館 喫茶室」(以下喫茶室)が11月1日、横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3)内に新設された「じゆうエリア」に出店する。(ヨコハマ経済新聞) 【写真】馬車道十番館を営む「横浜十番館」代表の本多初穂さん 横浜美術館は、2021年3月からの大規模改修工事を経て、3月~6月の「第8回横浜トリエンナーレ」の開催後、11月1日に部分開館。「じゆうエリア」は入場無料で、コレクション展を開催予定の「ギャラリー8」、「ギャラリー9」、ミュージアムショップ「MYNATE(ミナト)」、子どものアトリエ、市民のアトリエと、喫茶室が同日オープンする。全館オープンは2025年2月8日に予定。 「馬車道十番館」(中区常盤町5)は1970(昭和45)年から馬車道にある喫茶とバーを併設したフレンチレストラン。横浜美術館内に新設の喫茶室では、馬車道十番館と同じケーキやデザート、軽食、ドリンクのほか、生ビールやワインなどのアルコールも用意する。 テークアウトでの利用も可能で、フードはオリジナルのクラフト容器に入れて提供。隣接するグランモール公園側にベンチがあるほか、2月には美術館内にテークアウトしたドリンクを楽しむことのできるラウンジもオープンする。 横浜美術館の高橋未早さんは「『じゆうエリア』は入場無料でコレクションが見られる新しい試み。カフェに訪れたついでにコレクションにも立ち寄って楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。 馬車道十番館を営む「横浜十番館」代表の本多初穂さんは「美術館は横浜を象徴する場所。他の施設でのイートインコーナーは十番館にとって初めての業態」と話し「ハンバーグやクラフトレモンサワーなども馬車道と同じレシピで、すべてのメニューがおすすめ」と笑顔をみせる。 営業時間は10時~18時。木曜定休。
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