青森からプロ目指せ 楽天・銀次さんら野球教室
東北楽天ゴールデンイーグルスはこのほど、青森県弘前市の弘前克雪トレーニングセンターで県内の少年野球チームを対象とした野球教室を開いた。同球団の元内野手で球団アンバサダーの銀次さんや八戸大(現八戸学院大)出身の塩見貴洋アカデミーコーチらが、参加した小学生53人にバッティングや捕球技術を教え「青森からプロ選手を目指して」とエールを送った。 同球団は今シーズン創設20周年を迎え、東北地方のスポーツ振興や活性化を目的に、各地で野球教室や学校訪問、地域行事への参加などを行っている。 バッティング練習で銀次さんは「10メートル先のネットではなく、岩木山まで打球を飛ばす気持ちで」とアドバイス。児童たちはティーに置かれた球をバットで力強く打った。齋藤優陽(ひなた)さん(10)は「指導の中で、気持ちがあればなんでもできると言われたのがうれしかった。強打者になれるよう頑張りたい」と話した。 銀次さんは「みんな笑顔で野球ができていた。少年少女関係なくプロを目指してほしい」と語った。