観光業界のDX体感して 働くロボットや無人チェックインなど 沖縄・うるま市、11月12日からイベント
沖縄観光DX推進機構は12~17日の6日間、うるま市の実証実験施設「タップホスピタリティラボ沖縄(THL)」で、観光業界のデジタル変革(DX)を体感するイベント「THL THE WEEK 2024」を初めて開く。ホテルでロボットが働く様子を公開し、DXの知見を深めてもらう狙いがある。下地芳郎代表理事は「少し先の未来を体験できるイベント。多くの人に来てほしい」と呼びかけた。 沖縄最大級のIT・DX商談会「リゾテック」 過去最多の250社が出展 11月14・15日に沖縄市で メーカーの異なるロボットを集め、デモンストレーションやふれあい体験を行う。無人チェックイン体験やマイナンバー認証による無人店舗の実証試験も実施する。 THLの客室は実証実験をメインとしているため通常は提供しないが、期間中は有料で宿泊できる。 14~15日は沖縄市の沖縄アリーナで開催される「リゾテックエキスポ2024」のサテライト会場として講演会を実施する。 参加は無料で専用サイト(https://otdo.or.jp/thl-the-week-2024)から申し込みが必要。6日間を通じ5千人の来場を見込んでいる。(政経部・大川藍)