【データ】阪神、打線はわずか2安打で1-0勝利 14年4月広島戦以来球団15度目の省エネ勝利
<DeNA0-1阪神>◇12日◇横浜 阪神才木浩人投手(25)が1点差を守り切り、完封で今季4勝目を挙げた。4安打、5奪三振、128球を投げ抜いた。 【動画】今季初完封で梅野とハイタッチする才木 ◇ ◇ ◇ ▼才木の完封勝利は、7回降雨コールドゲームとなった4月21日中日戦に続き今季2度目。全イニングを行った試合では、23年6月4日ロッテ戦以来通算2度目となった(ほかに22年9月1日広島戦の6回コールド完封がある)。 ▼阪神の1-0勝利は、4月9日広島戦に次ぎ今季2度目。このときは村上-ゲラ-岩崎の継投だった。完投では23年9月12日巨人戦の西勇以来。生え抜きでは16年5月27日巨人戦での岩貞以来、8年ぶりとなった。 ▼78年に開場した横浜スタジアムでの阪神の1-0勝利は3度目で、84年7月10日大洋戦、00年5月21日横浜戦以来24年ぶり(いずれもDeNAの前身球団)。過去2度はいずれも継投で、同球場での阪神の1-0完封投手は才木が初めてだ。 ▼阪神打線はわずか2安打。1-0勝利した試合での2安打以下は、14年4月29日広島戦2安打以来、球団15度目の省エネ勝利となった。 ▼才木は3回の攻撃で四球を選び、中野の二塁打で生還。阪神の1-0完封投手が自ら決勝点の得点者となったのは、87年8月9日ヤクルト戦のキーオ以来、37年ぶり。日本人では、74年6月26日ヤクルト戦での谷村智啓以来、50年ぶりとなった。なお73年8月30日中日戦では、江夏豊が延長11回ノーヒットノーランを達成し、自らサヨナラ本塁打を放ち生還した例がある。